仕事も安定してきたし、そろそろ彼女と結婚しても良い時期かな。

結婚するからには男として指輪を買わなければいけないと思うんだけど…指輪ってどうすれば良いんだ?
婚約指輪と結婚指輪ががあるって聞いたけど、いまいち違いがわからない…両方必要なの?
何指輪をいつ買って、誰がいつどの指につければ良いんだ?!

婚約指輪と結婚指輪にまつわる”一般常識”の数々。

これから初めての結婚を考えている人は、そんな一般常識はわからなくて当然です。何と言っても初めてですから…

ですが、そのまま何も常識を知らない状態で指輪探しを始めると、将来自分が後悔したり、彼女をガッカリさせてしまうことになりかねません。せっかくお金をかけて買うのならば、2人とも幸せな気持ちになるような指輪を選びたいですよね?

人生の節目の記念として購入する大切な指輪。

婚約指輪・結婚指輪に関する一般常識と最近の人たちの考え方を知って、みんながハッピーとなる指輪選びを始めましょう!

婚約指輪と結婚指輪の一般常識

伝統的な考え方では、基本的に婚約中に着けるのが婚約指輪で、結婚中に着けるのが結婚指輪です。名前のままですが、それぞれ詳しくみていきます

婚約指輪とは?

婚約指輪は、イメージとして男性から女性にプロポーズをする時に、指輪の箱をパカッとするあれです。

指輪の箱の中には、キラキラと輝く1粒ダイヤモンドがついた指輪。これが定番の婚約指輪。

基本的には男性から彼女に、プロポーズをした時から結婚して入籍するまでにプレゼントするものです。

実際に婚約してから結婚式を挙げたり籍を入れたりするまでには大体数ヶ月〜長ければ数年の期間があるので、その婚約期間中に女性が左手薬指に着けます
特別なお出かけの日に使ったり、人によっては日常的に使用したりと着ける頻度は女性によって様々。

結婚後は、ゲスト側で招待される結婚式や記念日のレストランなどの特別な席で結婚指輪の上に重ねづけすることが多いです。

婚約指輪の一般相場は35万円程度だと言われています

婚約指輪の相場は給与3ヶ月分?いいえそれは昔の話です

結婚指輪とは?


結婚指輪は、結婚前後に2人で選んで購入する指輪のことです。結婚式での指輪交換に使うのもこの結婚指輪です。

男性も女性も、結婚後は夫婦で日常的に左手薬指にはめて使います

男性の結婚指輪はシンプルで、女性の指輪は同じくシンプルか小さいダイヤ(メレダイヤ)が入ったデザインが定番です。

結婚指輪の相場は、男性用と女性用の2本で25万円程度だと言われています
(coming soon!)

婚約指輪と結婚指輪の違い

婚約指輪と結婚指輪は、購入者、購入時期、相場、着用者、着用開始日、着用頻度の6つの違いがあります。

婚約指輪は、男性がプロポーズ前から結婚するまでの間に相場35万円程度で購入し、女性にプレゼントするもの。女性はプロポーズ後から結婚するまでの間の期間中と、結婚後の特別な日に着けます。

    婚約指輪

  • 男性がプロポーズ前〜結婚までの間に購入
  • 相場は35万円程度
  • 女性が婚約期間中と結婚後の特別な日につける

一方で結婚指輪は、男性だけか2人で結婚前後の時期に相場25万円程度で2本購入し、2人で着けるもの。2人は結婚後すぐに毎日指輪着けっぱなしの生活をすることになります。

    結婚指輪

  • 男性 or 2人で結婚前後の時期に購入
  • 相場は2本で25万円程度
  • 結婚後2人ともほぼ毎日つけっぱなし

最近は婚約指輪と結婚指輪に対する考え方も柔軟になってきており、基本的な購入時期は変わらないものの指輪の本数やつけるタイミングは人によって違いが出てきています。

この辺はそれぞれの指輪の一般的な目的を踏まえた上で、ご自身とパートナーの好みや生活スタイルに合わせて決めてOKです!



婚約指輪の必要性

使用頻度の低い婚約指輪は必要か不要か?結論を先にいうと、人によります。

買う側の男性としては、婚約指輪ってあんまり使わないのに、なぜわざわざ高いお金を出してまで買う必要があるのか…。結婚指輪だけで事足りるのでは?
男はそもそも宝石や指輪に対して興味がないから、婚約指輪は必要性が乏しく単なるお金の無駄遣い…にしか思えない!なんて人も実は結構いるのです。

婚約指輪を贈るようになった由来・歴史から、現在の婚約指輪に関する考え方を紐解いてみましょう

婚約指輪の由来、歴史、意味

そもそもなぜ人は婚約指輪を買うようになったのか?なぜ婚約指輪にここまでのお金をかけるのか?

それは、私たちが生まれるずっと前の860年頃、ローマ皇帝の Pope Nicholas(ニコラウス1世)が定めたことがきっかけです。

  • 男性は、選んだ婚約相手の女性にとても価値のある指輪を贈ること
  • (豊かさや富の象徴である)ゴールドなど高価なものが良い

ゴールドは知っての通り金属の中でも価値のあるものなので、当時男性側にはかなりの経済的負担がありました。妻となる女性に見合う高価な指輪を送ってこそ男性として立派である、という時代の風潮ですね。

「婚約指輪は男性が頑張って高い指輪を買うのが素敵!」という考えには、こういった歴史的背景があったんです。

現代の女性の婚約指輪に関する考え方

現在は女性の考え方が多様化してきており、個人間で価値観が大きく異なります。なので、これが正しい!という絶対的な指標はやや見つけずらくなっています。

ただ、そんな中でも彼女の価値観を推測できそうなヒントはあります!

女性を4つのタイプ(お姫様、夢見る乙女、ブレない女性、倹約ウーマン)に分けてご紹介しますので、自分の彼女はどの考えに近そうか?参考にしてみてください

裕福な家庭や甘やかされて育った女性に多い「お姫様タイプ」は、婚約指輪のブランドに対して強い憧れイメージを持っていたり、けじめとして婚約指輪は必要だと考えます

婚約指輪に費やす金額は愛情の大きさに比例すると考えるので、指輪の値段が高ければ高いほど、愛情も強く結婚への覚悟も大きいと解釈します。
このブランドのこの指輪!というこだわりがあることも多いので、サプライズよりも一緒にジュエリーショップに行って好きなものを選んでもらうのが◎

何事もなんとかなってきた一般家庭の一人っ子や妹ポジションに多い「夢見る乙女タイプ」は、昔から婚約指輪に憧れを持っていたり、婚約指輪は記念に欲しいと思う傾向があります

自分が身につける服や持ち物で自分の価値を周りにアピールすることもあるので、比較的女性の中で知名度の高いブランドや良いイメージのあるお店にこだわります。
サプライズに淡い期待をしている可能性があるので、サプライズをするなら人気ブランドの人気商品を選ぶと◎

意志が強く、何かに打ち込むことなどに長けている女性に多い「ブレない女性タイプ」は、婚約指輪が欲しいかどうかは彼女の価値観次第。婚約指輪は要らない派の場合、代わりに時計など毎日実用的に使えるものを好む傾向があります。

このタイプの女性にサプライズで喜ばせるには大変な事前リサーチが必要そうなので、彼女と一緒に選ぶのが◎

一般家庭でしっかり役の長女や金銭的に苦労してきた家庭に多い「倹約ウーマンタイプ」は、使用頻度の低い婚約指輪にお金をかけるのは勿体無いので、もし買うのであればできるだけ安くお得に買いたいと考えるタイプ。婚約指輪を買わないのであれば、その費用を今後お金のかかってくる式や旅行、家電などに回したいと考えることも。

このタイプの彼女に勝手に婚約指輪を買うと、後でそんな大金を勝手に…っ!と怒られてしまうかもしれません。自分の気持ちを伝えた上で、婚約指輪用に用意した費用の使い道を相談してみましょう

女性のタイプ別で見る人気の婚約指輪はこちら

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効率良く彼女が喜ぶ指輪を探したいんだけど…女性に人気のある婚約指輪ってどんな指輪?どのブランドのどんな指輪が人気なの?予算内に収…

1本で婚約指輪・結婚指輪の兼用

婚約指輪に強い憧れがない女性の場合、最近は一粒ダイヤの婚約指輪を買わない代わりに、ダイヤモンドが何個も並んだ「エタニティリング」で婚約指輪と結婚指輪を兼用する女性もいます

男性の方からこれにしよう!ね?ね?と提案するよりは、アイディアだけ教えて女性が主体的に決めたほうが良いパターンではあります。関係性にもよりますがケチだと思われてしまう可能性もあるので……

女性にとってはダイヤが何粒も付いているので特別感があり、いかにも婚約指輪!という感じもしないので、日々のお出かけにつけやすいというメリットがあります。

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エタニティリングはシンプルで煌びやかなので、ほとんどの女性が似合いオススメ

エタニティリングのダイヤの大きさと質にもよりますが、小さめダイヤの場合はほとんどのケースで婚約指輪と結婚指輪を別々に購入するよりも費用を抑えることができます。



婚約指輪の代替案

使用頻度の少ない婚約指輪を不要だと思う女性の場合、婚約の記念として代わりに腕時計など違うものが欲しいという提案をすることがあります。

婚約指輪の代わりの具体例をいくつか挙げます

  • 一生モノの時計
  • ネックレスやピアス
  • エタニティリング(メレダイヤが埋め込まれた指輪)
  • 結婚指輪を豪華にして1本だけにする
  • 新婚旅行費用などに充てる

エタニティリングは婚約指輪と結婚指輪の兼用として購入することもあれば、婚約指輪として一粒ダイヤの代わりに選ばれることもある指輪です。

指輪以外だと長く身につけていられる腕時計が人気です。

何が良いかは彼女の好みによりますので「婚約指輪をプレゼントしたいんだけど…どんなのが欲しい?」といった感じで、プロポーズ後に直接聞いてOKです!

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婚約指輪や記念品についてはもちろん、結婚後に備えてそもそものお金の使い方に対する考えをお互いに話し合ってみる良い機会としてとことん話し合ってみましょう。

金銭感覚が似ている方がそうでない場合に比べて、今後の結婚生活がお互いにとって良いものになります。結婚後は月々のお金の管理や子供が欲しい場合はその養育費など、出費が重なるイベントが沢山ありますからね。
早いタイミングでお金について話しておいて悪いことはありません。



婚約指輪と結婚指輪の選び方

婚約指輪と結婚指輪は、誰とどうやって選ぶのが正解?ここからは、予算内で彼女が喜ぶ婚約指輪の選び方を伝授いたします!

婚約指輪は誰と選ぶのが良いか?

一緒に選ぶ人のパターンはいくつかあります

  • 2人で一緒に選ぶ ←オススメ
  • 男性がサプライズで選ぶ
  • 男性が彼女以外の人と選ぶ

一番オススメなのが、彼女と2人で選ぶ方法。

女性にも好きな指輪の好みやこだわりがあるので、もし気に入らないデザインやダイヤの大きさだった場合素直に喜べないのです…。

婚約指輪は男性がプロポーズの時にサプライズで渡すものだ!彼女をびっくりさせたい!という人も多くいますが、指輪そのものではなく一緒に選んだ後の渡し方などでサプライズすることを強くオススメします。

せっかく似合いそうな指輪を選んでプレゼントしたのに、気づけばタンスの肥やしに……なんて悲しいですよね?

また、彼女ご両親や母親にアドバイスされるがままに一緒にえらんだりする人もいますが、婚約指輪は男性から彼女に一生身につけてもらうつもりでプレゼントする大切なもの。それを男性が一人でサプライズの為に頑張って選ぶのはまだ良いとして、彼女以外の人と選ぶのは余程の理由がなければオススメしません

特に、男性側のお母様と選んだものは気に入らなかった場合でも時折身につけないと色々と都合が悪くなってしまうので(女同士の問題があるのです)、複雑で悲しい気持ちを抱えたまま何年も何十年も過ごすことになる可能性があるので注意。

どうしてもダメだという特別な事情がない限りは、彼女と2人で選べば後のトラブルは起こりにくいです。

婚約指輪はどうやって選べば良いの?

できれば彼女と一緒に選んだ方が良いっていうのはわかったけど、具体的にどうやって選べば良いの?

実際に先輩カップルが婚約指輪の購入時に気にしたポイントは、デザインが一番多く8割程度、そして、ダイヤの品質(4C)と価格がそれぞれ4割程度と続いています。

やはりデザインは多くの人が気にするポイントなので、まずは彼女にどんなデザインが似合うか?を考えてみましょう。
婚約指輪のデザインについて詳しくはこちら(coming soon!)

彼女に似合うデザインの目星をつけたら、予算とも相談しながらダイヤモンドの大きさと質(4C)を決めると◎

ダイヤの4Cの中ではカットのグレードを最優先にすることで、実際よりも大きく見えてキラキラ輝くダイヤを選べます
ダイヤの品質について詳しくはこちら

また、サイズ直しの費用や磨き直しなどのアフターサービスも、今後の出費に関わるので確認しておくことをオススメします

婚約指輪の選び方は?➀まずは3種類の予算を決めよう

婚約指輪の選び方は?②予算を決めたら実物を見よう